6つの係数
FP三級を取りたいシンママ、谷 能麻子です。
今日は、複利運用を用いて未来と現在のお金を計算する時に使う、6つの係数を勉強します。
1.終価係数
終価係数とは、x円をn年間複利運用した場合、n年後にいくらになる?
例)100万円を年利3%で運用した場合、10年後にいくら?
2.原価係数
原価係数とは、n年後までにx円つくるとして、元本(原資)はいくら必要?
例)10年後までに年利3%で運用して1000万を準備する場合、元本はいくら?
3.年金現価係数
年金現価係数とは、n年間にわたって毎月x円受け取るとしたら、元本はいくら必要?
例)20年間にわたって毎月25万円を受け取るには、元本はいくら?
4.年金終価係数
年金終価係数とは、n年間 x円を毎月(毎年)積み立てたら、n年後いくらになる?
例)毎月5万円ずつ年利3%で運用して積み立てたら20年後いくら?
5.資本回収係数
資本回収係数とは、x円をn年間で切り崩していく場合、毎年いくら受け取れる?
あるいは、x円を借り入れてn年で返済する場合、毎年の返済額はいくら?
例1)2000万円を年利2%で運用して、10年間定額で受け取るなら、一年あたりの受取額はいくら?
例2)4000万円を年利2%で借り入れて30年で返済するなら、一年あたりの返済額はいくら?
6.減債基金係数
減債基金係数とは、n年後にまでにx円を必要だとして、毎年の積立額はいくら?
例)20年後までに2000万円が必要だとして、毎年いくら積み立てればいい?
……個人的には「借金を返済する際の一年あたりの返済額は?」と聞かれると字面的に「減債基金係数」か?と思うのだけど、ブッブー。「資本回収係数」を使う。
この2つが慣れるまでややこしい。。。
谷 能麻子